驚愕!「働きたい者には等しく機会を与える」
スウェーデン。言わずと知れた、社会福祉の充実した国だ。
そんなスウェーデンにサムハルという会社がある。
ここでは、多様な人たちが働いている。知的障害の従業員もいれば、精神的な障害を持つ人もいる。身体障害者もいれば、アルコール依存症や麻薬の中毒患者もいる。2万人もの障がい者が働くこの会社では、そんな多様な人々のために、サムハルは仕事を作り出し、健常者とそう変わらない賃金を支払っているのだ。
日本とスウェーデンという国が変われば実情は全く異なる。
この会社のように日本の企業が日本で同じことをできるかというとそうではない。
しかし、参考にしなくてはいけない点も数多くあるはずだ。
そして何よりも、この会社では従業員が活き活きと仕事をしている。障害云々ではなく、今の日本が見習うべき雇用の仕組みも隠れているのではないだろうか。